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Author:ニナ
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■nina(ニナ) ブロンドカーリーヘアのblythe。Cristina Serra i Cornet スペイン レウス出身と本人は言い張る。
■gerda(ゲルダ) 黒髪ストレートで、スペイン友達のcla家から贈られた大事なblythe。でも、ゲルマン系の名前をつけられ、少々ご立腹。
■sara(サラ)ブロンドカーリーのblythe
引っ越し魔ではないですが、北海道で生れ、東京、埼玉、神奈川、京都、岐阜、沖縄、そして、現在、滋賀県に住んで、1週間の半分は東京にいます。


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ラグランジュの王様パレード

NH_Jupiter_Io.jpg
↑木星と木星の月イオ(北極で噴火中)


木星の前方には、約4,500個あまりの星達が前を進みます。
そして、木星の後方には約1,700個あまりの星達を従えています。

太陽の周りをまるで、王様のパレードのように
木星御一行様が周っています。

InnerSolarSystem-en.png
↑中心は太陽。外側の蒼い円は木星の軌道
左下の緑色の点が木星
右下の緑色の点群が木星の先を行く星達
左側の緑色の点群が木星の後を追う星達
白い点々は木星と火星の間の小惑星

木星は6000個余りの星達といっしょに太陽の周りを廻っているのです。
いっしょに周っている星達をトロヤ群小惑星と呼びますが、、

私は勝手に「周らざる月」と思っています。

月は主星の廻りを廻りますが、
トロヤ群小惑星は一定の距離を保ったまま主星に従って前方か後方に有ります。

その位置は、太陽と木星とトロヤ群小惑星の3点で正三角形に近い形となります。
このトロヤ群小惑星群が存在する場所を発見者の名をとってラグランジュポイントと呼びます。

この木星のトロヤ群小惑星は、
ギリシャ神話のトロイア戦争の勇士たちの名が与えられ、(とても足りませんが、、)
前を行くはギリシャ軍、
後を追うのはトロイア軍です。(例外有り)
そしてローマ神話のユピテル(ジュピター)、ギリシャ神話でのゼウスが中央を、
ゼウスにまつわる60余りの月たちを従えての行進です。
(愛人だったり、策を巡らせて姦通した女性が多し!)

nssdc_vg1_p21224-browse.jpg

マーブリングのような模様や色が
生理的に受け付けがたく、
他の惑星程、好感を持ちえない星なのですが、、、

ゼウスにも、好感を持ち得ないし、、、

現代絵画のようですねっ。
(温度による色分けしている写真ですけど、、)
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相思相愛 冥府の王とカロン

冥王星の第一の月である「カロン」は「起き上がり小星」です。
そして、冥王星自身もカロンに対し、「起き上がり小星」です。

冥王星の大地に立つと、
頭上には、希薄な大気を越して一日中、夜空が覆い。
地平線は近い。

地球で眺める1/1600(面積比)の小さく瞬く太陽は6日半で夜空を巡り、
地球で眺める月の47倍(面積比)の大きさの月は、
いつも夜空の同じ位置に静止しいます。

静止した月は冥王星を写す鏡のように、
昼、月は欠け。
夜、月は満ち。
反対側の時を写す鏡のように。
冥王星の夜空の1点に留まり、長い1日に満ち欠けを繰り返します。

地球では北極星が道標になるように、
カロンが冥王星の道標です。

20100823_Pluto.jpg
少し、離れた宇宙空間から眺めると、
まるで夫婦星のように、
お互いを見つめあってクルクルとランデブー。
笑え声が聞こえてきそうで楽しそう。。

charon.jpg



でもでも、

冥王星の名はローマ神話の冥府の王であるのに対して、
カロンはギリシャ神話の冥府の河アケロンの渡し守。
日本で例えるなら、三途の川の船頭さん。

その容姿は光る眼を持つ長い髭の無愛想な老人!

髭を蓄えた男同士がお互いを見つめあい、、、
一気にBLの世界へ突入です。

せめて、ギリシャ神話で冥府の王が地上から連れ去ってきた
「ペルセポネー」あたりだと妄想のし甲斐があるのに。。。。

hades2.jpg
冥府の王に連れ去られるペルセポネー

現在、冥王星探査機が2016年に到着予定で向かっており、
冥王星やカロンの写真が待ち遠しい。

加齢という暗雲立ち込める未来の
唯一の希望といっても過言ではない!(笑)

nh_panoramic_lgb.jpg
アメリカらしい想像図。
薄い大気に包まれた冥王星と
カロンと遠い太陽

胡桃な萌え イアペトゥス

イアペトゥスの赤道上には、
まるで胡桃の縁のような盛り上がりがあります。

182331main_pia06166-browse.jpg

約500kmの直径のイアぺトゥスに、高さは2万メートルに達する、延長1,300kmあまりの山脈は、
太陽系の星の中でもユニークな地形で、
NASAのHPには、星の半径が地球の約9分の1、火星の5分の1の小さな星なのに、
エベレストの3倍の高さである、火星のオリンポス山(高さ2万7千メートル)に匹敵する。
驚くべきこと!
と、

「小さいのに大きい」

という「萌え」を絶賛しています。!?

PIA08404.jpg

イアペトゥスでは、地球の50kgの体重はがわずか1.2kg
イアペトゥスの2万メートの高さの位置エネルギーは、地球上で約500m、高尾山並み、
白くて、固く凍った大地にはアイゼン(靴の裏に付ける鉄の爪)も効かず、
階段を登る様には楽ではないけれど、
黒い山脈なら、滑らず、人間の跳躍力をもって、
飛ぶように登ることが出来るかな?

191542main_pia08376-516.jpg

2万メートルの漆黒の頂で土星を眺め、
登山の疲れを癒したい。

PIA08387.jpg
イアペトゥスからみた土星。

顔に泥を塗られたイアペトゥス

星は神話にちなんだ名前が多くつけられます。
イアペトゥスは土星の衛星で、
ギリシャ神話の人類に火をもたらしたプロメテウスの父イアペトゥスの名前をつけられています。

厨二病的に言うのなら、
ギリシャ神話にはいくつもの「世界線」があり、
ある「平行世界」ではプロメテウスは、女神「クリュメネー」とイアペトゥスの子。
他の「平行世界」では「アジアー」とイアペトゥスの子なっています。

話を戻して、、

191576main_pia08384-hiresb.jpg

この衛星も、「起き上がり小星」で、
いつも土星に同じ面を向けています。

この星は、月の2割程の直径で、350年前に発見されました。
発見当時から、土星の片側にある時には見え、反対側にある時には見ることができません。

それもそのはず、元々主成分が氷の白い星だったのに、
片側は泥をぶちまけられたように真っ黒です。

この星の外側には、「フェーベ」という黒い衛星がまき散らした、
黒い物質が土星を中心にドーナッツ状の雲があって、
その雲の中を進むことで、片側が真っ黒になったのです。

191572main_pia08383-hiresb.jpg


泥を塗られたと言うより、
フェーベと黒い物質の雲は、イアペトゥスと逆行しており、
泥の流れを突き進んだという表現の方が正しいかもしれません。

「フェーベ」とて、好き好んで黒い物質を散らしたわけではなく、
他の星との衝突によって、仕方なくまき散らかされたと、
噂されています。
云わば、交通事故で積み荷がばら撒かされた状態でしょうか。。。


189218main_N00092001-516.jpg

白い雪の上に炭がついた様です。

そして、イアペトゥスの黒い部分では太陽熱を吸収し、
黒い物質の周りの氷を蒸発させ、
その蒸発した氷は冷えた白い部分でさらに氷となって、
白い部分はさらに白くなっていると言われています。



そこで、昔の思い出を。。
生まれ育った北海道での出来事。

小学校の帰り道、
胸まで雪に埋まりながら雪原をラッセルした時、
あたりは異様なにおいに包まれていました。
気にせず進むと、突然の崖!
慌てて雪の壁につかまり、ジタバタと
それはそれは必死の形相で這い上がろうとしました。

それも、落ちる一瞬に見えた光景があたり一面の
真っ白いはずの雪原が、黒く湯気が立っているではありませんか・・

人糞。人糞。

太陽の光を吸収し、雪を早く溶かすことと、肥料を撒くという
一粒で2度おいしい的な考えなのでしょう!!

191810main_PIA10012-browse.jpg

これは、イアペトゥスの表面温度の図です。
黒い物質がコーティングされている部分は、
やはり温度が高かった。

昔の人の知恵は立証されました。
チャンチャン

起き上がりこぼし

img10133168478.jpg

起き上がり小法師は、
丸い底をもって、指で突いても転ばず起き上がりる
会津地方の民芸品です。

起き上がり小法師は、底の球面の中心より重心を下げることで、
揺れながらも、やがて、重心が一番下にくる位置で安定します。


600px-Moon_nearside_LRO.jpg

月にも地球の重力に対し、同様な原理が働いて、
ウサギが地球に面しています。
このように、母星に対して同じ面を向けて、母星を周回する月(衛星)を、
私は「起き上がり小星」と呼んでいます。

600px-Moon_Farside_LRO.jpg

↑地球からみることの出来ない裏側。 海が少ない。


でも、

実際はそれほど単純なことでは無く、

日本の探査衛星「かぐや」により、
月の重心は地球の方角から20度程ズレていることがわかりました。

月のウサギの模様は、
隕石による窪みに月の溶岩が滲みでたことでできた
黒くて重い玄武岩の海。

月は地球の重力を受けて、
ポヨポヨと形を歪めながら回転(自転)することで、
自らの回転にブレーキをかけ、
やがて地球に対して同じ向きを向け緩やかに止まった。

月の形の歪みや、重い海、内部の不均一な構造、細かいところでは隕石によるクレータの高低差等、
また、裏側の内部がウサギ面より温度が低かったという月の歴史、等々により、
今の向きに落ち着いています。

月重力

これは、「かぐや」によって明らかになった
月の重力場。
左:ウサギ面 右:裏面。


ウサギに見えていた溶岩の海には、深さの差があって、
重力場が見える目では、ウサギを連想することは出来なかったでしょう。

今宵は、
月が静かに回転を止めたその刹那を想いながら。

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